【学生各位】令和2年度 農学部提供の授業および生活行動について
2020年 4月6日
農学部2年次、3年次、4年次、大学院生の皆様
農 学 部 長
農学研究科長
令和2年度 農学部提供の講義および生活行動について
上記について、令和2年3月30日、4月1日、2日に学部で検討し、下記のような対応方針となりましたのでお知らせします。
1.講義について
琉球大学では、新型コロナウイルス感染症の今後の状況を注視しつつ、必要な対策を講じた上で4月9日(木)から前学期の授業を開始することになっていました。しかし、本日(4月6日)、共通教育は4月23日(木)から授業を開始するとの連絡がありました。
一方農学部では、農学部教員が担当するすべての授業(講義、実習、演習、実験等)について、新型コロナウイルスの感染拡大が危惧されるため、4月9日から5月1日までは教室、実験室、フィールド等で学生を集めての講義(対面授業)は実施しないこととなりました。したがって、追加登録についてはシラバスを確認の上、科目担当教員に大学のメールアドレスから連絡し、許可コードを取得してください。この間(5月1日まで)はWeb Classや教務システム等を用いて、資料による事前学習や課題のレポート作成等による自己学習が主体となります。自己学習の内容や指示については、受講科目のシラバス、Web Classや教務システムをこまめに確認してください。
なお、5月7日以降については感染の状況や全学の方針等を見ながら、対面講義の可否について判断をします。
2.生活行動について
新型コロナウイルスに関する国の専門家会議では、感染経路のひとつとして若者世代について本人が気づかずに感染を広めてしまうことが報告されています。特に、集団感染の共通点は3つの密、「換気が悪く」、「人が密に集まって過ごすような空間」、「不特定多数の人が接触するおそれが高い場所」となります。人が多く集まるイベント等への参加や閉ざされた空間での複数名での飲食、料理の共有などを、できるだけ避けてください。自身の感染リスクを下げるだけでなく、多くの人々の重症化を食い止め、命を救うことにつながることをご理解ください。
こまめな手洗い、咳エチケットやマスクの着用などの衛生管理に努めてください。この衛生管理は、本人の感染予防だけでなく、他者への感染を防ぐことにもつながります。また、生活行動について、以下の点を自覚ください。
①毎日の体温を測定して、発熱等の風邪の症状がある者は、自宅で静養し、外出を控えてください。
②感染拡大警戒地域に滞在した者や感染経路の関係者と接触した可能性のある者は、自宅での経過観察も自主的に行ってください。
③自分の生活行動の履歴を把握しておいてください。
※上記①、②の理由で講義に出席できない場合、欠席扱いとしないなど学生に不利益が生じないようにします。
さらに、風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続く場合、または強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合は、帰国者・接触者相談センター(沖縄県においては居住地の管轄の保健所)に相談し、その指示に従ってください。また、保健所から受けた指示や医療機関の受診結果を含め、不安なことがありましたら年次指導教員や農学部学務係に連絡し、相談してください。
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