森林共生学研究室(与那フィールド)

研究内容

森林の成り立ちを解明し,有益な利活用方法を探究

教員名:高嶋敦史 (たかしま あつし)

所属:亜熱帯地域農学科 農林共生科学分野

専門分野:森林科学・森林計画学


主な研究テーマ

沖縄島北部・やんばる地域の森林管理

沖縄島北部の国頭村に位置する与那フィールドで,亜熱帯林の利用・管理について研究しています。 やんばる(山原)と呼ばれるこの地域の亜熱帯林は,古くから建築材や薪の生産のために利用されてきました。そして20世紀中頃からは,戦後復興資材やチップの生産などで,かつてない大規模な利用が行われるようになりました。一方でこの森には,ヤンバルクイナ,ノグチゲラなど,数多くの希少生物も生息し,固有の生態系を形成しています。今後は,このやんばるの森をどのように管理することが私たちにとって有益なのか,調査しながら解明していきたいと考えています。

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屋久島・ヤクスギ林の長期林分動態解明

屋久島のヤクスギ林において,森林の成り立ちを解明するための調査を続けています。 ヤクスギ林は,樹齢1,000年を超えるスギも数多く生育している林です。しかしながら,この林は江戸時代前後に大規模な伐採を受けたことが知られています。長期にわたる継続調査や林内に残存する切株等のデータから,現在のヤクスギ林の成因と維持機構を解明したいと思っています。

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学生の研究

【卒業論文】
(2018年度)
・やんばる地域の二次林における30年生から40年生にかけての遷移
・オキナワシャリンバイ植栽木の初期成長特性
・やんばる地域の林道沿いにおける外来樹木の侵入状況
・イスノキ植栽木の成長に侵入木と斜面位置が与える影響
・やんばる地域のリュウキュウマツ人工林における木本植物の多様性
(2017年度)
・やんばる地域の非皆伐成熟林における樹洞の形成と生物利用
・やんばる地域の国立公園・世界自然遺産化とごみ処理の課題
・ヤクスギ天然林の長期林分動態と測定間隔が解析結果に及ぼす影響
(2015年度)
・沖縄県の木工業事業所の特徴と県産材の利用
・やんばる地域における戦後の伐採から再生した二次林の動態
・やんばる地域の伐採地林縁部で発生する樹木の枯損と地形の関係
(2014年度)
・沖縄島北部での観光客数の今後の動向と域内移動性の計量評価の試み -沖縄県の入込観光客数の推移特徴との連動性からの視点に立って-
・沖縄島北部の亜熱帯性天然林におけるオキナワウラジロガシの発生パターン
(2013年度)
・やんばる地域の亜熱帯林における台風被害木の特徴
・音声解析によるやんばる地域の林相別の鳥類分布の把握
(2012年度)
・林内路網の補間的交通・輸送手段としての林業用モノレールの導入の可能性
・沖縄県における林産物流通構造の一考察

【修士論文】
(2015年度)
・Spatial estimation of hydrological conditions based on computer simulation techniques in Yambaru forest area
・沖縄島北部におけるイジュ人工林の除間伐基準の検討
(2014年度)
・沖縄県における住宅構造材の歴史的変遷に関する一考察

【博士論文】
(2017年度)
・沖縄県における住宅構造材および燃料資材調達の歴史的変遷に関する研究

共同で研究室を運営し,森林と地域社会のかかわりなどを研究・指導されてきた芝正己教授が2019年3月末で定年退職しました。今後当面は高嶋1名で,フィールドワークを中心とした研究に取り組んでいく予定です。


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高嶋の研究活動等については,こちらをご覧ください。

高嶋が常駐している与那フィールドについては,こちらをご覧ください。

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