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金城和俊 研究室

2014年 5月15日

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森林土壌や農耕地土壌の炭素循環

熱帯亜熱帯地域の土壌に蓄積した土壌有機物の機能や役割を研究しています

教員名:金城 和俊 (きんじょう かずとし)

所属:亜熱帯農林環境科学科 生態環境科学分野

専門分野:土壌学・植物栄養学

 

研究室のブログを公開しています⇒ http://pededasoil.ti-da.net

 

主な研究内容

土壌に蓄積した有機物は必要不可欠な物質でありながら、わからない部分が沢山あります。土壌有機物を研究することで、土壌環境から地下水、大気などの周辺環境を理解することができます。

<マングローブ林内の炭素動態>
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マングローブ林内では有機物が豊富に蓄積し、それをもとめて生物が集まってきます。林内の生態系を維持するために、土壌に蓄積した有機物は重要な役割を担っていると考えられます。
現在、マングローブ林内の土壌有機物、河川水中の溶存有機物等の性質を研究しております。これらの有機物の存在が林内生物に有益に働いていると考えられています。
<農耕地からの土砂流出防止対策>
沖縄では赤土流出による海洋汚染を防止するために様々な対応策が講じられてます。本研究室では、化学肥料などを土壌へ施用することにより、赤土が流出しやすくなる可能性があることを明らかにしたため、その対応策を模索しています。
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<土壌団粒化および土壌炭素蓄積のため>
沖縄のような温かい地域では、土壌に炭素が蓄積せずに、結果的に作物栽培に悪影響を与える可能性がある。そこで、本研究室では土壌に炭素を蓄積するために方法を検討しています。
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<沖縄の陸成未熟土(ジャーガル)における塩基バランスの検討>
ジャーガルは塩基バランスを考慮した施肥設計が困難である。この問題を解決するために、新たな視点で検討を行っています。これを解決することができれば、沖縄をはじめとする世界の石灰質土壌に適用できると考えています。
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<未利用資源の有効利用>
未利用資源である製紙スラッジを土壌改良資材として利用の可能性を検討を行っています。
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