動物遺伝育種学研究室
動物遺伝育種学研究室
教員名:及川卓郎 (おいかわ たくろう)
所属:亜熱帯農林環境科学科 動物機能科学分野
専門分野:動物遺伝学・家畜育種学
主な研究内容
地球環境の温暖化に伴い,いろいろな産業で影響が出ています。家畜生産などの動物の生産分野も例外ではありません。温暖化が進み,環境温度の高い時期が増えると,人工授精を行ったときの受胎率の低下に伴う繁殖効率の悪化,乳牛における乳量,乳質の低下などの影響が知られています。
この研究室では,動物遺伝育種学の観点からこの問題を解決するために研究に取り組んでいます。
沖縄は,亜熱帯地域に位置しているため,暑熱ストレスに関する研究では,わが国で唯一の適地といえます。
この地域特性を活かして,動物における暑熱ストレスに対する耐性の遺伝性についての研究を行うとともに 最新の統計遺伝学を利用して,耐暑性育種に活かしていきたいと思っています。
研究内容に関心のある方はいつでも連絡してください。
出所)IPCC第4次評価報告書2007 全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイト (http://www.jccca.org/)より