植物育種学研究室

国際的ネットワーク研究の経験を活かし、アジア、アフリカの研究者との連携も含めた遺伝・育種研究を進めています。

特にアフリカのザンビアを対象に、JICA-JSTのSATREPSプロジェクトに参画し、代表機関の北海道大学とともに育種の基盤づくりを進めています。このことによりザンビアの研究者自らイネ品種が開発できるように支援します。

また沖縄県産コメを用いた泡盛生産のための品種開発を進めており、沖縄でのコメ生産の拡大を図りたいと考えています。

また日本国内では栽培が難しい香米品種の改良にも取り組んでおり、沖縄の環境に適応した付加価値の高いコメの産地化に必要な品種開発も進めています。

遺伝・育種学的研究を通して、イネの遺伝的改良に関する科学的な考え方や技術を身に付けます。

また外国からの研修生の受け入れ等を通して、国際的な交流にも進めます。