生体高分子化学研究室

研究内容

多糖の構造決定と化学反応による構造変換、多糖と生体内のタンパク質との相互作用の解析

バイオテクノロジーの主流は遺伝子やタンパク質のように考えられがちですが、同じく生体高分子である多糖も、生体内で重要な働きを持つものとして注目されつつあります。

教員名:高野 良 (たかの りょう)

所属:亜熱帯生物資源科学科 食品機能科学分野

専門分野:食品科学, 生物有機化学

主な研究内容

1.植物とくに紅藻の多糖の構造決定

algae

funoran

agshex

海藻は大きく緑藻、褐藻、紅藻に分類されますが、いずれからも硫酸化多糖と呼ばれる高分子が得られます。このような多糖は共通して、ネバネバしている(粘性がある)またはゲル化する(ゼリー状に固まる)性質があり、食品として利用されるものが多くあります。また、近年では食物繊維や健康食品などとして注目されているものもあります。

紅藻の多糖の代表的なものは寒天です。一般に紅藻の多糖は、この寒天に代表される基本構造をもちますが、紅藻の種類によりその構造は少しずつ違い、その構造の違いによって多糖の性質も様々に変化します。そこでその化学構造を調べ、化学構造とはたらきの関係を研究します。

2.様々な多糖の化学反応による構造変換(特に硫酸基の導入と脱離)

desulf3
動物の多糖も紅藻の多糖と同様、多くの場合硫酸基を結合しています。これらの多糖は生体内で重要なはたらきをしていますが、この作用には硫酸基が重要です。そこで紅藻や動物の硫酸化多糖に、さらに硫酸基を結合させたり、硫酸基を脱離させたりして構造を変えると、その機能が変わると期待されます。

3.動物の多糖とタンパク質との相互作用の解析

hpfgf

動物の細胞の表面にはグリコサミノグリカンと呼ばれる硫酸化多糖が存在し、これらが血液凝固や細胞の分化・増殖を制御しています。これらがはたらくためには、生体内のタンパク質と結合することが必要です。この結合(=相互作用)がどのようにして起こるのかを研究します。

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